ホウオウ×パルキアビートダウン - JCS2016を終えて。

こんにちは、mizukoです。

先日のジャパンチャンピオンシップス2016、参加された方はお疲れさまでした。
自分もWCSの予選でもあるこの大会に、初めて挑みました。
はじめに言ってしまうと納得のいく結果は残せませんでしたが、この大会に向けて年明けからずっと使ってきて
だんだんと勝てる構築になってきて思い入れも強く持っているので、記録として残しておきます。


今回の構築はこちら。

a0333929_09484445.png

【構築の経緯】

私はラグラージというポケモンが好きで、ラグラージ入りで何かできないかと思ったときに、
単純にタイプ上縦横の相性が良いホウオウってGSでも使えないだろうかという思いつきからスタートしました。
考察を進めているうちに環境トップメタであろうゼルネアスに対して(あくまでタイマンでの話ではあるけれども)ジオコンを積まれても安定する数少ないポケモンである点に魅力を感じ、ホウオウを軸に構築を練っていくことを決めました。
また、相方にホウオウが弱いカイオーガに安定して後投げができ、氷が弱点でなく、確実にレックウザやメガボーマンダの上をとっていけるスカーフパルキアを選択。
私自身が人一倍ミラーが嫌いなのもあり、同速対決を極力避けたかったというねらいもありました。


【個体解説】
*数値の括弧書きは努力値です
*禁止伝説/準伝説はすべて非理想個体なので、実数値のみ記載します


・ラグラージ@達人の帯
控えめ/湿り気
数値:207(252)-x-110-150(252)-110-81(4)

嫁枠。グラードン意識の特殊型。しかしこの環境で使いこなすには厳しかったのでマスコットに()
見せ合いの時点でワイガを警戒してくれればそれで仕事してるかなっていう。


・メタグロス@メタグロスナイト
陽気/クリアボディ→硬い爪
数値:156(4)-197(252)-170-x-130-178(252)

メガ枠。取り巻き次第ですが一部のオーガレックに出していきました。
火力はそこそこ出るので、出せばなんかしらの仕事をしてくれました。先制技持ちなのもポイント。
確率は低いものの追加効果も優秀。


・テラキオン@命の珠
陽気/正義の心
数値:167-181-108-x-107-176

圧力をかけられる範囲技がほしい+禁伝でなくメガ枠も消費しない+構築できついイベルタルに打点のあるポケモンがほしく、エルテラのギミックを入れることにしました。
このルールにおいてそこまで警戒される並びではなく、対策の薄い相手や初手エルテラに甘えた相手に対しイージーウィンを狙うことができました。
珠を持たせることによって叩き+インファで確実にグラードンを落とせるほか、雪崩でCSのゼルネアスに対しても最低乱数でも引かない限りは飛ばすことができます(確実にゼルネを落としたい場面で打てるアイヘも採用していますが)。
クレセリアが少しきついので、シザークロスを入れてもよいと思います。
ちなみにサブロムではラムを持たせていましたが、一度も発動しませんでした。


・エルフーン@気合いの襷
臆病/悪戯心
数値:167(252)-x-105-x-96(4)-184(252)

テラキオンの火力を上げるだけでなく、この構築の補助を担います。
技構成は非常に迷いましたが、ダクホや電磁波の対策である神秘の守りと、
上から高火力で殴るということをコンセプトとしているため相手の追い風対策も兼ねた追い風と、
相手の技を固定して立ち回りをしやすくしたり誤魔化しの手段としても使えるアンコールで落ち着きました。
神秘の守りをJCS本番で有効活用できたことはそれほど多くなかったですが、さすがに怖くて抜けなかったです。
アンコは猫や守るに対してするというよりは、トリルをされるときついのでそれを誤魔化したり、グラードンをホウオウに通らない技で縛ってホウオウにつなげるといった使い方をすることが多かったです。


・ホウオウ@木炭
陽気/プレッシャー
数値:201-163-108-x-174-156
*HSベースですが何意識の調整だか忘れてしまいました。

この構築の軸。ゼルネアスに対して後投げから強く出ていくほか、ナットレイや雨下でないクチート、岩技の打てないグラードン、たまにいるディアルガなどに対し役割を担います。
最速にすることでグラカイに先手を取れる可能性を極力上げました。ブレバ圏内に入ったカイオーガに対し強気に立ち回っていくこともできます(実際に同速負けしたことはほとんどありませんでした)。
火力は上げたいけど拘りたくないし珠やブレバの反動で確定数がズレるのを嫌って、プレートホウオウとして採用しました。追加効果が優秀なのは言わずもがな。


・パルキア@こだわりスカーフ
控えめ/プレッシャー
数値:174-x-120-222-138-144
*準速スカーフ霊獣ランドロス・最速140族をスカーフ込で抜き調整

ホウオウの苦手なポケモンに対して役割を担います。カイオーガを後投げから相手するのはもちろん、レックウザやボーマンダを上から縛っていきます。
また、グラードンに対しても対面から打ち勝つことができます。
打ち分けたい場面もあるものの、様々なポケモンの上をとるにあたって追い風に頼りたくないという意図もあり、スカーフパルキアとして採用。
ゼルネアスさえどうにかしてしまえば、非常に動きやすいポケモンであると思います。グラカイに対してもぶっ刺さることが多いです。
ちなみに準速スカーフキュレムまで抜きたかったのですが、調整し直すのを忘れました()


【JCSに挑んで。】


私がダブルバトルを本格的に取り組むようになったのは去年の夏からだったので、WCSに向けて頑張っていくのは今回が初めてでした。
去年の夏から全国ダブルに精力的に取り組んでおり、そして自信のある構築ができ、もっと全国ダブルを頑張っていきたいなと思った矢先。
12月に2016年の公式ルールが発表され、そこでGSになることを知り、最初はとても絶望していたのをよく覚えています。
GS分からないし厳選するの面倒だしミラー嫌いだしどうすんの!っていう。
本年のWCSの予選ももう諦めようかなとすら思っていました。(そのときに書いた記事がこちら)

しかし、ふとしたきっかけで「ホウオウ行けんじゃね?」と思ったことがすべての始まりでした。

そして相方の禁伝も取り巻きもGS分からないなりに自分でゼロベースから考えていきました。
その結果、ホウオウの苦手なポケモンに刺すためのパルキアと、メガ枠としてメタグロス、補助枠としてエルフーンを選択。
テラキオンの枠は昔はバンギラスだったりメガゲンガーだったりと色々試していました。

スペシャルレートが始まる前はShowDownを使って、試運転を開始。
1月中旬のあんぐらオフに向けて、考察と試運転を続けていました。
最初はかなり勝てたものの、あんぐらオフの数日前に一気に勝てなくなり、立ち回りが迷走したままオフでも予選3-5で負け越しという結果に。
オフで負け越すのが今回が初めてだったこと、プレイングミスが非常に多かったということもありものすごく凹んでいたのを覚えています。

その後のスペレでも迷走が続き、レートも1300台に転落しそうなところまで落としました。

イベルタルが重すぎるし、エルゲンも肌に合わないし、かけられる圧力が足りないし、立ち回りも定まらずどうしようと思いつつ
2月のDEXオフでは、相手のポケモンに変身して負担をかけていけるメタモンを入れてみることに。
DEXオフでも3-4で負け越すものの、改良の余地があると思ったし、メタモンを入れてみて幾分マシになった気がしたと思っていました。

しかし、何かが違う。
相手依存だから安定しないし、結局イベルタル無理なままだし、範囲技がないせいかやはり圧力が足りないし。
答えが出ないまま挑んだ3月の大正義オフでも、個人成績は1-6とどうしようもない結果に。
立ち回りがなっていなかったから勝てないのは自覚していました。だからこの構築を煮詰めるということをあきらめたくなかった。
ただ、この構築の課題もある程度は解決しておかなければならなかった。

必死に考察を続けた結果、自分で出した答えがテラキオンでした。所謂エルテラの並びです。
イベルタルに対して打点を持てるし、圧力のかけられる範囲技を持てるし、火力が十分でしかも環境にいる大半のポケモンの上から殴れる。
さらにこのルールでエルテラの並びを考察の段階で警戒されることもあまりないし、同速対決も起きにくいし。
地味にホウオウとの縦の相性もそこそこに良くて。
なんで今までテラキオンを使ってこなかったのだろうと(笑)

4月頭にあったヴィクトリアリーグの当日予選では3-3だったものの(1試合押しミスして負けました)、手応えを感じることができました。
その後挑んだレートでも以前とは比べものにならないぐらいに勝てるようになりました。
今までこの構築が抱えていた課題を、エルテラの並びですべて解決することができたように思います。
基本選出や立ち回りも定まってきて、この構築の方向性もハッキリしてきました。
JCSが近づくにあたりレートに潜る時間もなくなってきて焦るものの、エルフーンの技構成を最後まで悩んだり、頭の中で立ち回りを練っていったり。

そして迎えたJCS。
予選を抜けられるのがいちばんいいけど、ここまで来たらできるところまで頑張ろう!と意気込む。

1日目は3勝するものの、ニンフィアがスカーフを持っていて事故ったことにガチ凹みをして3-2で中断。
勝ち濃厚の試合で回線切れも起こしてしまいました。
2日目で気持ちを切り替え、20戦消化していく。
14-6で1630前後という結果でしたが、この日負けた試合はすべて勝ち試合での回線切れと技外しによるもの。
他はキレイに勝つことができ、本当に勝てるようになったというのを実感できたのが何より嬉しかったです。

3日目は6-4という結果で、3試合は完全なる実力負けだったので、実力不足を感じた1日でした。
しかも勝ち越したにも関わらず2日目と全くと言っていいほどにレートが上がらなかったのも痛かったです。
そして最終日。
ここまで来たら、行けるところまで行きたいし、意地でも1700までは乗せようと思って挑みました。
3試合目で1660まで上げ、残りの試合も緊張感を持って挑む。

……しかし、ラストスパートで岩雪崩の両外しをはじめ、事故を連発してしまい、2連敗して40ものレートを落とす。
1700台に乗せることすら絶望的になってしまいました。
心が折れてしまい、4試合を残してJCSを終了。最終的には23-13という結果に。

非常に疲れたし、目標レートに届かなかったことが悔しくて、次の日ぐらいまで放心状態が続いていました。
自分の限界はこんなもんじゃないし、絶対もっといけたでしょと思うと、やるせなかったです。
命中不安技が少なくなかったから、仕方ないっちゃ仕方ないんだけれども。

それでも回線切れのことだったり、色々振り返っていくにつれて、実際に結果に表れたか否かは別として
私は40戦やって30勝するぐらいの実力を身につけることができたと、今では胸をはって言えると思っています。
最初はGSについて何も分かっていなかったし、今までオフでもレートでも負け続けていて散々でした。
しかし、それでも考察を続けていった結果、勝てるようになったのが嬉しかったです。

ここまで読んでくださっているかは分からないですが、私が今回いちばん感じたことは
たとえ負け続けようが、諦めずに試合と考察を続けていけば、勝てるようになるんだ!ということです。

この構築をずっと煮詰めてきて、年明けからJCS本番までずっと頑張ってきたことに、今では誇りを感じています。
色々と書いていたら長くなってしまいましたが、今までGSに取り組んできて何だかんだ楽しかったです。
GSに関してもまたやる機会があればもっと色々な構築にもチャレンジしたいなと思うし、
来年のWCSも、また頑張っていけたらいいなと思っています。

ここまで読んでくださった方々、一緒に考察を進めてきた方々、今まで対戦してきた方々
本当にありがとうございました!!

[PR]
by mizuko_flute | 2016-05-06 20:17 | Comments(0)