【10パートナーズ大会】le dernier festival 優勝しました!【後編】

こんにちは、mizukoです。
この記事は前編の続きになります。



【目次】
クリックするとその項目に飛べますので、ご活用ください。

1.10パートーナーズと、選定理由。
2.試合を振り返って-前編
 ……《1戦目》《2戦目》《3戦目》
 (以上前編です)
3.試合を振り返って-後編
 ……《4戦目》《5戦目》《6戦目》
4.構築を組むときに意識したことと反省
5.総括-大会にかけた思いと御礼



3.試合を振り返って-後編



後編では4~6試合目のことを書いていきます。
その前に、私の10パートナーズの面子をここにも載せておきます。
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こんな感じですね。
選定理由などは前編に書いてあるので、是非そちらもご覧ください。

では、試合を振り返っていきます。



・4試合目 vs むらさきいもさん

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3戦目のシオンさん戦に続き、バンドリマンダの砂が見える10パです。
まずむらさきいもさんの10パを見て思ったのが、地味にルカリオの存在が厄介だなということ。
普段のレートやオフ会だったら此方のガルド後投げが比較的安定しますが、ルカリオは地震を覚えますし、持ってた場合一度舞われるだけでガルドは縛られてしまいます。
そのため、ガルドでルカリオを対策するのは得策ではないと判断しました。
物理か特殊のどちらで来るかは絞りきれないものの、地震を持っている可能性は此方としては考慮しなければなりません。
ステロ+先制技もかなり強力で、先に展開されると全壊までありえます。
ただし此方の10パがルカリオに打点のある駒が多いので、相手からしたら刺さらないと思われているかもしれません。
つまりルカリオ軸を警戒してメタを用意しても空回る危険性が大いにある、ということです。

しかも、シオンさん戦ほどには雨下のラグが刺さりません。クレセやマリルリが厄介ですし、バシャ意識も込みで確実にどちらかは来るだろうなと。
予想としては此方に刺さっているマリルリ寄りですが、両方来る可能性まで考えないといけません。
ただし相手としても雨パは一応警戒しないといけない戦法ではあると思います。だからこそまた自由枠メガバナがチラつく。
3戦目でシオンさんにメガバナを出されているのもあり、まさかまた来ることはあるのかという気持ちも半分ありましたが。
というのも、シオンさん戦で相手のバンドリが重い+雨下のラグがぶっ刺さっているにも関わらず雨パで挑まなかったこと、
相手の自由枠メガバナを此方が見越していたことをむらさきいもさんも分かっているはずだからです。
そもそもクレセとマリルリで雨は止められるだろう、と思っているかもしれません。
ただ実は1周回って雨が刺さる可能性すらあるのではないか、とすら思ってしまう。
※補足:今までの試合のBVはすべて共有されており、参加者全員がBVを見て相手の研究をすることができます
つまり何が言えるかというと、雨パで来る可能性を相手としては一応は考えないといけないにしても、どの程度警戒されているかは分からない、ということです。

そして地味に刺さっているバンドリの対策も必須です。シオンさん戦と同様、鉄壁弱保の可能性まで考えておくことにします。
メガアタッカーは恐らくマンダかルカリオで来ると考える。
そして、バンドリの並び、ボルトロス、キノガッサ辺りへの警戒を強めていきます。
ただしランドの優先度が低いかと言われればそうでもなく、どのポケモンも切るどころか薄めに考えることすらできませんでした。
少なくとも、ゲンガーが3匹の中に選出される可能性がちょっと低いかなーぐらい。
むらさきいもさんの10パ一匹一匹が、此方に対してそこそこに刺さっているのです。

以上、雨パへの警戒がどの程度にされているか分からないことまで踏まえると、此方としては相手がどういう戦法で来るのかは「分かりません」という結論になりました。
此方視点からは何が来ても可笑しくない。つまり切ったり絞ったりするのはダメ。
特定のポケモン・戦法に強くメタを貼るのは空回りしそうだなと。
なので此方としては汎用性の高い構築で、相手の面子+自由枠を広く見れるようにする必要があると思いました。
むらさきいもさんに対して絞ってはいけないと思ったので、どういう戦法を此方がとっていくか考えるのに苦労しました。
少なくとも、相手にバッチリ対策されていたら簡単に止められてしまう雨パで挑むわけにはいきません。

しかし、相手の10パに付け入る隙があるとすれば、エースポケモンの初速の遅さと、麻痺するだけで機能停止するポケモンが多い点だと考えました。
特にメガポケモンにその傾向が顕著で、ラムを持てないことからS操作をして誰かの一貫を取る動きなら取りやすいのではないだろうかと。
そこに、刺さっているボルトロスや、そこそこ仕事できるであろうジャローダをぶっこむというやり方はどうか?と思ったのです。
そして私が作った構築がこちら。
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まずラグラージと、ボルトロス・ジャローダは確定。
ボルトロスはうまく展開できれば3タテまであり得る悪巧み型で連れていきます。
ウェポンは10万/めざ氷/気合玉です。上記の考察から性格は臆病。
持ち物は単純に少し耐久を上げることのできるオボンにしました。初手ボルトミラーなどで確定数が変わる・悪巧みを積んでしまえば珠などはなくていい、という判断です。
今回は裏のポケモンでS操作をしてもらうので電磁波は切っていますが、麻痺を喰らうと機能停止するポケモンが多いので先入観として圧力はかかると思いました。
バナが来たらボルトで全抜きするのは厳しくなってしまいますが、それでも悠長な行動はさせません。
ジャローダも臆病最速で、初手マンダと対面した場合も含めて圧力をかけてもらいます。
初手のマンダに先手で蛇睨みを入れて相手の型を見てから、壁を1枚貼るという動きができるように3戦目と同個体で、持ち物も襷です。
壁を貼って悪巧みボルトの全抜き性能をサポートするか、蛇睨みを入れてヘラで抜いていこうという狙いです。
また、力持ちマリルリはもちろん、ルカリオの展開役として出てくるかもしれないカバや相手のラグ、そしてボルトが見れない天然持ちのヌオーなどにも打点があることもポイントです。

次に自由枠がメガヘラクロスです。またかよって感じですよね。
自由枠ヘラが弱いポケモンに悪巧みボルトが比較的強く相性が良いのと、相手の10パに広く刺さっていることから選定しました。
此方の雨警戒で出してくるであろうポケモンにも刺さりがよいこともポイントです。
型は陽気と意地どちらにしても確定数があまり変わらなかったので陽気ASベース、ミサイル針/インファ/ロクブラ/種ガン。
鉄壁ドリュウズに対しても1回積まれる程度なら問題ないぐらいの火力を出せる点も採用理由です。
自由枠アローが来た時以外、出し負けしないだろうという自信がありました。
何らかの形で上さえとれれば、こいつは絶対に刺さってくれるだろうなと。
そしてヘラを連れて行くからには当然相手のアローへの警戒をしなければなりませんが、そこでもボルトが活きてくるはず。
ちなみに今までの試合のBVは参加者全員に共有されているとはいえ、初戦の山口さん戦で私がヘラを選出しなかったため、
少なくとも私が山口さん戦でメガヘラを連れてきていたことは相手にバレていません。
山口さん戦でも出してもよかったものの、ヘラを選出しなかったのが思わぬところで活きてくる。

S操作がジャロだけだと心もとないので、アローも連れていきます。今回も自身が掃除役にもなりうるよう陽気AS、ブレバ/フレドラ/鬼火/追い風@珠。
相手のキノガッサへの牽制にもなります。
基本選出はボルト・ヘラ・ジャローダorアロー、という感じにします。
ジャロとアローのどちらを出すか、そもそも基本選出でいくのか、初手は誰を出すのかは相手の選出画面を見て決めていくことにしました。

そしてラグは今回メガではなくふつうの特殊型で連れていきます。威嚇持ちやドリュの鉄壁弱保への対策にもなるからです。
技構成は波乗り/大地/冷ビと、耐久振りのボルトに勝てるようにラスイチはミラコです。持ち物は足りない火力を補える帯。
最後にガルドですが、こいつは出す気は全くありませんでした。
ガッサやメガバナへの牽制と、万が一自由枠でニンフやサナが来た場合にこの5匹だとヤバイことに気付いて一応ガルドを入れておきました。
技構成はシャドクロ/アイヘ/聖剣/影打ち。一応誰かと1:1をとれればいいかなという感じの構成で、持ち物は地震持ちルカリオやドリュウズにも仕事できるようにシュカにしました。

そして試合当日……実際に持ってこられた構築がこちら。
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まさか本当に2戦連続でバナを持ってこられるとは思ってもいなかったんだ。

……いや、想定外だったわけではありません。しかし、本当にまたやられるとは。これはかなり雨を警戒されていたのだな、と。
ただ予想通り、上をとれれば此方のヘラが刺さっています。
ヘラは今度こそ選出確定で、今回のジャローダでは相手のバナに全く圧力がかからないので、アローを連れて行きます。
ラスイチはバナ以外に打点のあるボルトで行きます。ただし悪巧みボルトで全抜きしていくのは無理なので、あくまで削り役として割り切ることにしました。
初手は広く圧力をかけられるようにボルトを投げることにします。

相手の初手はランドロス。微妙な対面ですが、スカーフ雪崩されても高確率で耐えることからめざ氷を選択。
バナが出てきたので、悪巧みを積みながら削りを入れていきます。アローの圏内に入ったところで此方のボルトがダウン。その後アローを死に出し。
ラスイチは此方に刺さっている+アローへの受け先になるボルトだと予想。
その交換を読んでフレドラを打てた場合、オボンでなかったら爆アド。ここは狙いにいっても良いと判断し、フレドラを選択。見事に刺さりました。
さらにオボンでなかった+火傷を引けたのが非常に美味しい。
その後交代で出てきたランドに負担をかけながら追い風をからめ、ヘラで詰めていく。
最後は刺さっているヘラが掃除役という形で3タテしてくれました。この試合も何とか勝ち

当初考えていた悪巧みボルトでタテていく戦法は決まらず数的不利を取られ、中盤以降一手でも間違えると負けまであったのでかなり考えて立ち回りました。
今思うと、相手のランドが毒持ち+ボルトが残飯持ちのみがまも型?だったのもあり、
ボルト交代読みでフレドラを打てた+火傷を引けたことがかなり大きかったのかもしれません。
それ以上に、相手がどの戦法で来ても良いように構築を考えていけた点が良かったのかなと思いました。
相手の来るであろうポケモンが分からないならば「分かりません」でよくて、汎用性の高い構築を組めばいい。
相手の選出予想を絞ることはできませんでしたが、考え方や、私のとった戦法は間違っていなかったのではないかなと。
どのような戦法で来るにしても刺さっているであろうメガヘラを自由枠で連れていけたことも、構築の組み方として良かったのかなと思っています。


・5試合目 vs gaspardくん
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gaspardくん視点ブログ↓

この10パを見て思ったこと。とにかくつらい。やりづらい。
正直なところ、パッと面子を見ただけでも10パの相性からしてかなり不利なんじゃないかなと思っていました。

ちなみにgaspardくんは受け回す系の構築を得意としている子で、彼とは去年のシングル厨から交流を持っていて
ふだんからオフなどでも仲良くしていただいているほか、
今年4月のカンポケでは3位決定戦で対決していたり(ちなみに負けました)、時にはお互いに構築相談をしたりと、
戦友であり、ライバル的な存在でもあると勝手に思っている。
彼とはそれなりの交流を持っているわけで、お互いの得意としている構築だとか考え方、私自身のプレイングの癖などをある程度知られている。
つまり、どこかで人読みをされる可能性が大いにある。

そして、対戦1週間前に彼と会ったとき、「お互いにチルが刺さっている」という話をしていた。
確かにチルの刺さりは良いし、私としても相手のチルはきつい。
そのとき彼とは「チル対決しましょうか~」みたいなことを話していたのですが、私はチルを持っていくことを早々に諦めました
というのも、ミラーをするのが嫌だからです。しかもお互いに縛りあっている関係でのミラーは非常にリスクが高く、Sラインの勝負も不毛になりやすい。
さらに、刺さりのよいリザXにアイテを仕込まれるだけで試合が終わりかねない。
という理由で、他のやり方でメタを貼ることにしました。
ただし、私はミラーが嫌い、お互いが縛りあっているミラーはしたくないという考え方を色々な場所で公言してきているため、このあたりは人読みされる可能性もあります。

相手も同じような考え方をするなりしてチルを出さないかもしれないし、此方に刺さっているリザや普通に強いガルーラをエースにしてくる可能性も十分にある。
私の10パにはリザを安定して見れる駒が少ないのもあり、技構成次第でチルまで見ることができてうまく展開できればゲームセットまであり得るリザXで来ることを第一に警戒することにしました。
仮に人読みでもされてチルが来なさそうだと思われていたら、尚更リザの刺さりが良いと思われるはず。
さらにリザを相手する上で比較的対処しやすいサザンは相手の10パに刺さりません。スカーフにするにも取り巻きに数値受けでもされたら簡単に止められてしまいます。
リザXを第一に警戒していきますが、もちろんどのエースで来るにしても詰まないようにしなければなりません。

そして、取り巻きが数値受けしてくるのが非常に気になります。
ふつうに攻撃をしていくだけでは火力が足りず、簡単に受けられてしまう。
じゃあどうするのとなったときに積み展開で強引に突破しようとすると、引っかかるのはエルフーンの存在である。
エルフーンに先制アンコされるだけでも厄介だ。そしてさらにヤバイのがふつうのやどみがエルフーンが此方にぶっささっていること。
エルフーンは此方に刺さりが良いので、かなりの確率で来るのではないか、と予想する。こいつに隙を見せるのは許されない。

また、ライコウもかなりの確率で来るのではないかと考える。
ライコウを比較的安定して見れる此方のラグも、相手の10パに刺さっていません。
そう考えると、相手視点からはライコウが刺さっていると思われるはず。
型は粘土持ちの壁貼りかノイコウあたりなのではないか、と考えます。またこれは人読みも入っているのですが、眼鏡では来ないだろうなと。
その他此方のフェアリー意識でガルドは来る可能性が高い。型は何が来ても可笑しくないが、有力な持ち物筆頭はオッカだと考えました。
gaspardくんが信頼を寄せているクレセもバシャ意識込みで来る可能性がある。ゲッコウガもふつうに刺さりがよく、ポリ2も自由枠クチートなどでトリルを絡めてくるまであるかも。
毒菱戦法で行くことも考えました。しかし、来そうな気がしてならなかったリザに通らないのが痛すぎる。

あまりにもキツかったので、なかなか絞りきれません。色々なことに引っかかり、此方の取っていく戦法が定まらない。
ガブが他のポケモンよりも優先度が低いかなという感じです。切ることはできませんが。

ただ、結局のところ、エルフーンをうまく処理できれば何かしらの形で起点にできるチャンスは多いのではないかな、と考えました。
というわけで、私が持ってきた構築はこちらです。
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まずエルフーンやライコウ、ゲッコウガの上を取れ、エースにもそこそこの負荷をかけられるアローと、
クレセ以外に対して圧力をかけられるバシャは確定で持っていくことにしました。
そして技範囲が広く隙を見て積めれば強いボスゴと、見せ合いで圧力をかけられ起点にできる駒が多いピクシーも連れていきます。
アローはつらいところへの負荷をより重視して陽気鉢巻、バシャは膝/フレドラ/毒づき/剣舞でチルも剣舞込みで見れるようにしました。
ボスゴは今回ものろい型で、ピクシーはふつうの小さくなる型です。
定数ダメを稼げる駒が相手側に多いのを読んでマジガで連れてくる読みで、相手が積み展開をしてくる可能性がチラついたので特性は天然。
……で連れて行く予定でしたが、やはりクレセやポリ2といった駒を起点にするのが確実かなと思い、対戦の直前にマジガに変更しました。

そして自由枠は腹太鼓マリルリです。単純に先に叩ければ全壊まであるから、というのとリザXに対してある程度強い駒が欲しかったからです。
数値受けポケモンなどを起点にしていく動きをとろうと考えました。
いじっぱりHAS調整でウェポンはアクジェ/じゃれつく/馬鹿力です。
最後に嫁のラグラージは相手に一番読まれないであろうスカーフ型です(最速スカーフで115族まで抜けます)。
ここまでで自由枠何が来たらヤバイかって考え方をしたときにドククラゲがチラついたことと、
そしてノイコウへの対策がまだ薄いと思ったこと、初手のリザ対面で奇襲をしたかったからです。
相手のスカーフを見破ることができる可能性がある点もポイント。
陽気ASぶっぱで、技構成はアクテ/地震/冷P/岩封です。
岩封にしたのはリザがYだった場合十分な火力を得られることと、Xだった場合でも展開をさせないようにするといった狙いです。

そして運命の試合当日……
この試合勝ったら直対の都合上、私の優勝が確定します

前日から変なプレッシャーに襲われて、考察している時間も精神的につらいものがありました。
でも、全勝優勝を狙っているし、ここまで来たら取ってやりたい。この試合で決めてしまいたい。
そういう思いで、当日を迎えました。

そして見せ合い画面に入る。
彼が持ってきた構築はこちら。
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……ちょっとまって。

なんでピクシーをマジガに変えてしまったんだ。

本格的にオクタンどうすんの問題。
しかもオクタンは彼がジョウトオープンをはじめシングルレートやマルチでも使っているのを私は知っているし、
(恐らく)彼としてもある程度の信頼をよせているポケモンの1匹でもある。
それなのに、しかもピクシーをマジガにしてきたからには来られたら非常に困るのに、何でコイツを想定できなかったのか。
天然のままだったら……ガルドがいるとはいえ、迷わず選出していた。
初手アローでいくことまでは考えたけれど、見せ合いの時点で私は既に冷静さを欠いていた。
誰を選出するのがベストなのかわからないまま、残り2匹はマリルリとボスゴを選出。

初手はアローとエルフーンが対面。一応は出し勝ち。
刺さっているエルフーンは大事にしたいだろうし、裏にライコウがいるのではないかと考え、交代を読んでフレドラを選択。
私が交代読みをガンガン仕掛けていくタイプであることを相手も知っているだろうから人読みされそうではあったけど、それでも仕掛けていく。
しかし、突っ張って痺れ粉を入れられる。案の定動けない。しかも持ち物は襷だった。
何とかエルフーンを突破するも、出てきたオクタンにいきなり防御を上げられ、オクタンへの処理方法が急所しかなくなる。
最悪なことにオクタンがヘド爆を持っており、腹太鼓すら許してくれない。途中で深読みというかプレミをしてしまい、ボスゴも麻痺を入れられる。
もうこの時点でオクタンが無理である。マリルリは裏のガルーラの圏内に入り、ボスゴも展開するにはもう間に合わない。
そのままオクタンとガルーラに3匹とも処理され、負け

正直、構築負けだったと思います。相手の10パの並びが、やはり此方としては非常にキツかった。
試合中に冷静さを欠いてしまったり、プレミしたりしてしまったのも、構築負けによってテンパってしまったのだと思います。
ピクシーをマジガに変えてしまったこと自体は結果論で、互いの読みが噛み合わなかっただけなのかもしれません。
しかし何が問題だったかというと、マジガに変えることによって、誰が来られたら問題になるのかということを、きちんと想定できなかったことにあると思います。
構築の内容を変えるときにそれだけでももっと広く考えていけたら、構築の相性が少しキツかろうが、立ち回りで何とか誤魔化せる手段は残っただろうに、と。
つまり私の考えがまだまだ甘かったのです。だからこそ非常に悔しい。
刺さっているエルフーンの型も、もっと広く考えるべきだった。
やどみが型が此方にぶっささっていたとはいえ、何故襷を持って麻痺撒きしてくる型を薄めに見てしまったのか、と。

……ここまで全勝優勝する気で必死に取り組んできました。でも、全勝は叶わなかった。
なので、負けた時は本当に悔しかったです。
でも、私はまだ優勝するチャンスが残されている。次の試合でラストですが、次こそ勝てば優勝確定です。
自力で優勝を取りにいけるのは、もう私だけなのである。
残されたチャンスは取りに行く。絶対に次こそ勝って、優勝する。
そう決めて、次の試合に向けて切り替えていきました。



・6試合目 vs アカのんさん
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まず、アカのんさんの10パを見て思ったのが、やはり此方のバジャが刺さっているということ。
サブウェポンの存在まで考えると、比較的安定して見れるのがファイアローのみである。
自由枠でバシャに強い駒を持っていかれることを警戒するにしても、自由枠だけでバシャを見るのはやはり心もとないだろうなと。
そもそもアローは此方の10パに刺さりがよく、ほぼ確実に来るだろうと考える。
型に関しては、少なくともアタッカーにするのであれば陽気最速で来るだろう、と予想。持ち物は何で来ても可笑しくない。
そして、メガアタッカーはほぼガルーラか自由枠で来るだろう、と思いました。
ガルーラは身代わり持ちの耐久振りか猫捨身で、地震を切られているということはない。
ゲンガーは他の参加者に対する考察と同様、害悪意識の型で来るか非メガか、という予想。
少なくとも、此方としてはガルアローの並びは第一に警戒しなければならない
バシャ軸で行くにしても絶対に厚めに対策されているだろうし、そもそもアローで簡単に崩壊する。

……と考えたとき、アカのんさんに出す自由枠がすぐに決まりました。テラキオンです。
ガルーラに初速から上をとれて強い上にアローにも弱くない、貴重な格闘枠。そのテラキオンが、相手の10パに刺さっている。
そのため、もし自由枠で出し負けるなど様々な要因でテラキが出せなかったとしても、
見せポケとして威圧をかけるという役割は十分に果たしてくれるだろうという期待も込めての採用になりました。
ただし、テラキオンを採用する以上はポリ2+自由枠クチートなどでトリル展開をされるのがキツイ。
また、自由枠水タイプ(特にバシャにも強いマリルリなど)に関しても別で対策をする必要があると思ったので、このあたりは自分の10パで対策しようと考えました。

次に思ったのがポリクチを警戒することまで考えると、此方の鋼枠2匹がかなり仕事できるのではないか?と思ったこと。
2匹とも耐久の数値はそこそこにあるためガルーラの不一致抜群ぐらいなら耐えますし、有利対面を作って積んで全抜きするという動きを取るのも強いのではないか?と思いました。
ただしテラキと鋼枠と、となると地面の一貫がひどいので、通りの悪くないアローと、相手の自由枠水タイプ対策にボルトを仕込む。

そして、純正のレパガッサメタモンで来る可能性は低いのではないかと考察しました。
此方のガルドがゴーグルを持っているだけで崩壊しますし、アローやチルタリスの存在もきついのではないか?と。
ただし絶対に来ないというわけではない。来られても詰まないように構築を組んでいきます。
また、単体で来る可能性は十分あると考えました。ふつうのテクニガッサで来たり、レパルが起点を作ったり、メタモンが積み展開に対してメタってきたり……ってのはありえるだろうなと。
また、パルシェンが来る可能性は低いと考えました。止まるポケモンが多いからという理由ですが、こいつに関しても来られてもいいようにしておきます。
そしてボルトはふつうに来る可能性が高い。10万と電磁波は確定。草結びも優先度が高い。
ただし今までの試合で私がさんざんHBボルトをメタってきていたのもあり、珠ボルトなどで来る可能性を今回はより強めに考慮することにしました。

という点を踏まえて、私はこのような構築を持っていくことにしました。
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まず自由枠のテラキオンは陽気ASのインファ/岩雪崩/石火/剣舞です。
ボルトやポリ2の電磁波を意識してというのと、一応レパガッサで詰まないように持ち物はラム。石火は相手の襷意識です。
次に鋼枠。今回のガルドは相手のガルドメタメタ、という感じで意地っ張りHAS調整のシャドクロ/聖剣/影打ち/剣舞。
今回はゴーグルではありませんが、一応ガッサからの有効打がないのでそういった点でも有用だろうなと。
イカサマ持ちのポリ2も含めて起点にできるほか、自由枠として来られると困るマリルリに対しても比較的安全に剣舞できる型で今回連れていきます。
また、ボスゴはHAぶっぱでヘビボ/けたぐり/冷P/呪い。
けたぐりはガルーラやパルシェンに刺す。冷Pはガブを迅速に処理する上で必要。
ラスイチをヘビボにしたのは全体的に体重の軽いポケモンが多く、自由枠クチートにも刺さる技だからです。
鋼枠は相手の構築に合わせてどちらか1匹は選出する感じで考える。構築によっては両選出まであるかも、という感じです。

続いて来られたら困る自由枠水タイプに刺すボルトロス。臆病CS、技構成は10万/めざ氷/電磁波/挑発です。
襷にしたのは気持ちストッパーになれるようにというのと、アローの鉢巻フレドラが怖かったからです。
ただし今回の構築は水技の一貫性がひどいことになっているので、このあたりは立ち回りで誤魔化すべくエアプレイをしっかり行いました。
総じて通りが良く、相手の先制技メタかつ掃除役になりうるアローも連れていきます。
今回は火力を最大限に引き出す+催眠対策を自然に取り入れられる鉢巻型です。技構成はブレバ/フレドラ/蜻蛉/寝言。
最後にラグラージですが、ここまでで自由枠草結び持ちのレボルトやライコウなどに不利対面を作られるとヤバイということに気が付き、
今回はその保険という立ち位置で連れていきました。技構成はアクテ/地震/雪なだれ/ミラコ。持ち物はリンドです。
メタモンが見えているにも関わらず積み技を多用している構築になりますが、積み技を取り入れるにしろ否にしろそこは立ち回りで誤魔化すしかないと考えました。
また、相性補完に関しては捨てているものがあるので、裏の先制技圏内に入れることが重要になってくるだろうと考えていました。

今回こそ勝って、優勝を決めてやるぞと決めて必死に考察した最終戦。ついに試合当日を迎えました。
一応負けても他の方の結果次第で優勝できる可能性がある。でも、ちゃんと勝って自力で優勝したい。
それ以上に、もうこれで最終戦だから、何としても楽しんでやりたい。緊張に負けないように。後悔しないように。
そういう気持ちで、試合に臨みました。
そして、アカのんさんが持ってきた構築はこちら。
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自由枠クチート、考慮していてよかった……!


来られたら嫌な自由枠は全てピックアップしたつもりでしたが、想定の範囲内で良かったです。
ただし此方のテラキオンが思ったほどには刺さっておらず、
無理してテラキオンを選出する必要はないと思ったので、見せポケとして扱うことにしました。
まず、絶対的に不利な相手がいないギルガルドを初手に置くことはすんなりと決まりました。
そして、ガルーラとクチートに対してより厚めにするべくボスゴも選出、ガッサ意識+掃除役としてラスイチはアローにしました。

初手はガルドとボルトが対面。一応は出し勝ちでしょうか。
最初から珠ボルトの10万が急所に当たってしまい次の10万をシールドの状態でも受けることができなくなるが、此方のシャドクロでガルドの影打ちや、アローのブレバの圏内に入る。
ここでボルト交代読みでシャドクロを打ちたい気持ちも山々だったが、安全にいったほうがよいと思い、影打ちを打つ。相手はアローに交代。
此方としては安全な引き先がいないので、切り気味に影打ちを打つ。相手が蜻蛉を選択、このダメージで相手のアローが鉢巻であることがわかる。
出てきたボルトを影打ちで処理し、その後アローのブレバを受けてガルドがダウン。よく仕事してくれました。
互いのアローが鉢巻型であることが確定しているため、同速対決を挑むのはリスキーすぎる。なのでミラーにならないように意識して立ち回る。
ブレバでこだわったアローに対してボスゴ死に出し。もうボスゴの圏内に入っている。
ここはガッサ交代まで警戒して、呪いを積まずに冷Pを選択(ヘビボで良かったですね)。
ガッサが胞子を打って剣舞してくるが、ボスゴが最速起きをしてくれてガッサを倒し、勝ち確。相手が降参を選択し、勝ち

対戦後にアカのんさんからアローの性格を伺ったところやはり陽気最速だったようで、
ボスゴの眠りターンによっては陽気最速の鉢巻アロー同士で同速対決を制する必要が出てきたかもしれません。その点は運が良かったのだと思います。
……しかし最終戦、何とか勝つことができました。
自力で優勝することができました!

最終的な結果は5勝1敗となりました。
勝った瞬間、ボスゴが最速起きしてくれて勝ち確になった瞬間……本当に嬉しい気持ちでいっぱいでした。

まず、自由枠テラキオンについてはもっと良い選択肢があったかもしれません。
しかし、やはりアカのんさんにとってはかなりの威圧感があったようで、そう考えると私の考え方は間違っていなかったように思います。
続いて、思った以上に物理ガルドが機能してくれました。
今回の構築は先制技持ちを多めに仕込んできたため、安全に行動して、裏の先制技の圏内に入れるという動き方が決まったのも良かったのだと思います。
特に物理ガルドの影打ちと鉢巻アローのブレバが非常に強力で、安心して立ち回ることができました。



試合の振り返りは以上です。



4.構築を組むときに意識したことと反省



総括として大会への思いや御礼を書く前に、私が構築を組んでいくときに意識したこと・10パの使用感や、
良かったこと・後悔したことについてまとめていきます。
今度こういった10パートナーズ大会に参加される方にとっても、この部分は何か感じていただけることがあればと思います。
ただしあくまで私自身の考え方なので、参考程度にご覧いただけると嬉しいです。

まず、私が構築を組むときに意識したことについては以下のとおりです。

・汎用性を落とさない
表選出として出す気のあるポケモンについてはこの点特に意識していました。
構築の面子を奇抜な型で固めてしまうと、予想を外したときのリスクが高すぎると思うからです。柔軟な選出・立ち回りができなくなってしまいます。
出す気のないポケモンに関しては来られたら嫌なポケモン意識だったりで少し変わった型のポケモンも作ってきましたが、
相手の10パ+自由枠候補に対して広く戦えるように意識して構築を組んできました。

・「何が来られたら嫌?」を問い続ける
私が相手の自由枠を予想するときの思考として、基本的には「何が来そうだな」という考え方ではなく、
「何が来られたら嫌か?」という考え方をしてきました。
後者のほうが広い視野で予想していけると思ったからです。
その来られたら嫌なポケモン全員が相手の自由枠候補だ、ということです。
此方のこのポケモンが刺さっているなと思う→このポケモンを軸として戦いたい!→その戦い方をする上で、何が来られたらヤバイか?という感じです。
来られたらヤバイポケモンはすべてピックアップするつもりで考察を進めていきました。
型を変更したり構築の面子を変えるときも、「何が来られたら嫌?」を改めて問うこと。
その来られたら嫌なポケモンが来ることを前提として、構築を組むように意識したつもりです。
逆にうまくいかなかった試合はどれもこの思考が足りていなかったように思います。

・絶対に切らない
これは2戦目で猛省したことになりますが、相手の10パを考察する時点で、
「このポケモンは来ないだろうな」と思ったポケモンに関しても、絶対に対策を切らないように意識しました。
このポケモンは来る可能性が低そうだから「薄く」考える、のは良いとしても、「切る」ということはしない。
でないと、切ったはずのポケモンが試合本番で選出されてしまった場合に詰んでしまうからです。
いざそのポケモンが来られたとしても、困らないように構築を組む。
出す気のないポケモンに関しても、見せポケとしてより圧力をかけられる子は誰かを考えて組んでいく。
「薄くは」考えていたはずのポケモンのことを無意識に切り気味にしていないか、技構成は大丈夫か、ということを常に問い続けていきました。

・広く刺さる自由枠選び

私はどの試合でも強力なエースになりうるポケモンを連れていきましたが、この点もかなり意識して構築を組みました。
自由枠は10パの面子と違い、相手の思考の外にいるポケモンであるわけなので、相手に読まれない限りは対策があまりされていないということです。
その相手に対策されていない、かつ刺さっていて強力なエースを連れて行くことが試合の勝敗を決める上でも重要なのではないかなと考えていました。
ここでいう「広く刺さる」とは、相手の10パのみならず、来られたら嫌な自由枠も含めて刺さっているか?ということです。
また、選出できなかった場合でも見せポケとして圧力をかけることができるかどうかも同時に考えていきました。
この点意識して構築を組んだつもりですし、来られたら嫌な自由枠を自分の自由枠で見きれないようであれば、自分の10パで相手の自由枠を見れるように心掛けてきました。

以上です。上記のことを意識しきれていなかったかもしれないですし、もしかしたらもっと意識していたこと・するべきだったことがあったかもしれません。
ただ、メタがうまく機能したなと思った試合では、上記のことをしっかり意識できていたのだと思います。
うまくいった試合は自由枠も想定の範囲内でしたし、見せ合いで予想と違ったとしても焦らずに対応できました。
逆にうまくいかなかった試合は、このどれかが欠けていたのが要因として大きかったと思っています。
「何が来られたら嫌?」を想定しきれずに相手の自由枠でテンパったり、薄く考えていたポケモンを無意識に切り気味にした結果そいつが来てほぼ詰み状態になったり、という感じでしたね。

次に、私の10パートナーズについてです。
まず使用感としてとにかく良かったと思っているのが、

・お膳立ての選択肢が豊富だった
この点につきます。
たとえばラグでステロ欠伸をしたり、ジャロやボルトで麻痺撒きをしたり、あるいはジャロで壁を貼ったり。
アローで追い風をしたり、鬼火を入れたりというやり方もできるほか、一応ピクシーやボスゴでステロを撒く、という選択肢もありました。
バシャバトンでエースにつなぐ、という方法も考えることができますし。
実際に私がキレイに勝った試合でも、そういった点が活かされていることがわかると思います。
お膳立ての選択肢が豊富だったからこそ、強力なエースを自由枠として連れて行きやすかったのではないかなと。

また、お膳立てをしていけるポケモン全員がエースになりうるスペックを持っている、という点も良かったのではないかなと思っています。


しかし、後悔したこともそれなりにあるのでいくつか挙げていきます。

・トリックルーム戦法ができないこと
お膳立ての選択肢が豊富だったとはいえ、トリルを覚えるポケモンが10パにいなかったのは少し辛かったです。
自由枠でトリル持ちを連れて行くということもひとつの選択肢ではあると思いますが、その場合強力なエースを「自由枠として」連れていけなくなってしまいます。
つまり、お膳立ての選択肢をひとつ捨てていることになる、といっても過言ではありません。
次回10パートナーズの大会をする機会があるとしたら、この点ももっと考えていきたいと強く感じました。

・壁バトン役の飛行技の一貫性
私はバトン戦法もできるように、そしてその戦法をしていく上で壁を貼るというお膳立てができるように、という点を10パの面子に盛り込みましたが、
その壁バトン役であるバシャとジャローダが両者ともに飛行技を抜群で喰らってしまうという点がきつかったです。
これはどういうことかというと、相手の自由枠アローを「来られたら嫌なポケモン」として警戒しないといけなくなります。
また、相手のマンダなどに対しても悠長な行動ができず、その結果ジャローダを泣く泣く粘土ではなく襷にせざるを得なくなって、壁ターンが……という感じになってしまいました。

・ボルトロス刺さりすぎ問題
被選出率が非常に高かったボルトロス。こいつには非常に頭を抱えさせられました。
私の10パで処理できないわけではありません。しかしラグラージを10パの面子に入れている以上は、草結びの存在を強く意識しないといけません。
他の面子もそもそもボルトに弱かったり、打ち勝てるとしてもかなりの打撃を喰らってしまったり麻痺で機能停止したりしてしまいます。
そのため、相手のボルトの型を読み当てるというリスキーなことを毎回せざるを得ませんでした。
10パの選定の時点でボルトロスというポケモンが多くなるだろうということが想像できる以上は、こいつの対策も選定の時点でもっと考えるべきでした。
また、ボルトだけでなく相手のリザードンやマンムー・マリルリなどもかなり重かったです。
この点と壁バトン役の飛行技の一貫性、という問題点を踏まえると私の10パにライコウがいてくれたらよかったのに、と思ったことが実は何度もありました。

・チルタリスがいらなかった

同じフェアリーのピクシーは特性や覚える技が非常に強力かつ型が豊富で、10パにいるだけでも圧力をかけることができたと思います。
しかしチルに関しては、刺さらない相手に対しては全くといっていいほどに圧力がかかりません。
さらに他のメガ枠3匹と違い、メガしないと使い物になりません。
調整のしがいがあるポケモンであることは事実ですが、考えうる型自体はそれほど多くないのも事実です。刺さる相手にはとことん刺さるのですが。
意識したかったリザードンに至っても結局Xのアイテがチラついて出せないという始末。結局リザが重いままでした。
選定の時点ではもっと活躍できるかなと思っていたものの、刺さっている相手に自由枠として持っていったほうが絶対に強かったと思いました。
かといって使い慣れているチルの変わりにメガ枠を誰にすればよかったのか、と考えると未だに分からないんですけどね。
少なくとも、刺さる相手にはとことん刺さるんだけど……というタイプのポケモンは腐りやすい、ということがいえると思います。



5.総括-大会にかけた思いと御礼



「ORAS環境、そして6世代最後の宴」と謳われた今大会。
私自身も思い入れの強いORASを最後まで楽しんでいたい、そして10パートナーズでメタゲームというものをやってみたい。
そういう一心で、大会に参加しました。
正直、参加表明した当初はここまで来れるなんて思ってもいませんでした。

初めての10パートナーズルールでの大会。10パの面子を考え、そして時間をかけて考察して対戦していく。ここまで約1ヶ月半。
長いようで、終わってみるとあっという間だったなと思います。

10パートナーズというメタゲームを制するためには、時間をかけて考察し、そして育成する必要があります。
やるからにはやはり勝ちたいから、私自身も精一杯考察してきたつもりです。
そして育成して……ってなると、かなりの労力がかかる。育成している間も、できる限り考察したりエアプレイをしたりする。
そうやって時間をかけて取り組んでいるからこそ、メタがキレイに決まって勝てた瞬間というのはとても嬉しいものがあります。

私は1戦目をキレイに決め、勝つことができたときにモチベーションがとてもあがりました。
そして構築の組み方という点で失敗してしまった2戦目。
この試合は運が味方してくれて勝つことができ、暫定単独トップになったわけですが、実力的には完敗だったと思いました。
そのときに、この先の試合も全部キレイに勝って、自分の実力でここまでやれるんだぞ!ってのをみんなに知らしめてやらなきゃダメだ。と思ったのです。
2戦目の反省会をしていたときに、私の心の中で火がつきました。全勝優勝してやる、と。

4試合目まですべて勝つことができ、優勝に王手をかけた状態で迎えた5戦目。
身内であるgaspardくんに対して構築負けをしてしまったときは、死ぬほど悔しかったです。
この試合に勝てれば優勝が確定するということがプレッシャーになったりもしていて精神的にもつらかった一戦で、
自分の考察が甘かったのもあり、その結果負けてしまい全勝優勝を実現することができなかった。
私が今までシングルバトルをやってきていたなかで最も悔しかった。
でも、ここまで悔しかったのはこの大会に精一杯取り組んでいたということでもある、と今となっては思います。

全勝優勝は叶わなかったけど、最終戦も、王手をかけているんだということには変わりない。
私はここまで来たのだから、何としてでも優勝したい!という気持ちは変わりませんでした。
なので、最終戦に勝つことができて、5勝1敗という結果で自力での優勝が決まった瞬間はとても嬉しいものがありました。

私は他の参加者の方々と比べてもレートは高くないし、実力があるわけでもありません。
そして、全体的にかなり運が良かった、というのもあると思います。
しかし、勝ち続けていくうちに優勝したいという思いが強くなって、やってやろう!という気持ちでずっと挑んできました。
また、オフなどでも入賞という入賞をしたことがないし、6世代を終える前になにかひとつでも結果を残したい。後悔して終わりたくない。
そういう気持ちもありました。

こうして優勝が決まり、ブログ記事を上げているわけですが、メタの貼り方や考え方など突っ込みどころがあるかもしれません。
もしかしたらもっと良い方法があったのかもしれません。
悔しかったことや失敗したなと思うこと、辛かったこともたくさんありましたが、
自分なりに考え抜き、やりぬいた結果、優勝することができたのは素直に嬉しく思います。
自分のなかで、誇れることがひとつ増えたなという感じでもあります。
どの試合も緊張感がものすごかった分楽しく大会に取り組むことができ、
大会参加者の皆さんが仲良くしてくださったのもあって、私にとってとても良い思い出になりました。

そして、10パートナーズはとても面白いルールであると思うので、機会があったら是非やってみてほしい!と思っています。
私は汎用性を落とさないように気をつけていたものの、それでも普段のレートなどでは使わないような型を使う機会は出てきますし。
滝登りと波乗りを両立したラグラージなんてこの先使うことはないだろう。



……長くなってしまいましたが、結びとして御礼の言葉を述べさせていただきます。
まず大会主催であり、私を大会に誘ってくださったgaspardくん。そして運営のアカのんさんと、シオンさん。
特にgaspardくんからは感想戦をしていたときに「実力に期待してお誘いした」というお言葉をいただきました。
私が彼の期待にどの程度応えられているかはわかりませんが、素直に嬉しく思っています。
そして、大会参加者であり対戦していただいた山口さん、サイバードさん、むらさきいもさん。
対戦や感想戦をしただけでなく、その後も仲良くしてくださって嬉しかったです。皆さんありがとうございました!

また、ボルトロスやその他の親個体、めざパメタモンを貸してくださった方々。
皆さんのおかげで、全力で大会に取り組むことができました。
最後に、私のことを応援してくださった方々と、この記事を読んでくださった皆さん。
誰か一人でも欠けていたら、私はここまで来れなかったと思います。本当にありがとうございました!

6世代をこのような形で締めくくることができ、本当に嬉しいです。
そして私は7世代に入ったら、WCSに向けてまたダブルバトルをメインに取り組む予定です。
なので、7世代でも積極的にシングルにも取り組めるかといったらわからないですが、今回の経験を糧にして、また頑張っていけたらと思います。

それでは長文失礼しました。本当にありがとうございました!

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by mizuko_flute | 2016-10-29 21:00 | Comments(0)